ISO(International Organization for Standardization)とは、様々なマネジメント規格として制定されている国際規格のことです。
ISOの導入が成功するかどうかの90%以上は、コンサルタントの選定の段階で決まります。
そのコンサルタントが優秀かどうかの見極めは、そのコンサルタントが過去にコンサルティングをした会社のISOが機能して、業務改善しているかどうかで判断することになります。
よって、貴社がISO導入により何をやりたいのか、どのような改革をしたいのかを明らかにして下さい。その上でコンサルタントの話を聞き、目的に合った指導をしてくれる人を選んで下さい。
ISOは申請手続きではなく、経営者の思いを実現するための道具です。
コンサルタントの選び方で会社の運命は大きく変わります。成功すれば業務改革で会社が伸び、失敗すれば無駄な仕事が増えるのみです。会社をどのように変えていくか、会社の問題点にどのように取り組んでいくかについて、経営者がじっくり話を聞いて、経営戦略としてふさわしいかどうかお確かめ下さい。
●経営陣から管理職、一般社員まで共通のものさしをもって考え行動できるようになる。
●製品、サービスの品質が向上し、競争力がつく。
●顧客満足の徹底追求を行う事で社員の体質改善と意識改革が行える。
●責任と権限が明確になることで仕事がしやすくなる。
●不良品、クレーム、苦情に対する徹底的な対処と再発防止ができ、企業の信用を高め損失減少に努められる。
●社会的信用が増し、競合他社に対して優位に立つことができる。
●事業活動の方面での地球環境保全への貢献が可能。
●企業のイメージアップに繋がる。
●コスト削減(省エネ)に効果、無駄を失くす。
●環境に関する緊急事態への事前対処が可能になる。
●地域住民および地域社会との良好な関係が維持される。
●公共事業の入札参加資格(グリーン調達)として重要視され始めた。
国際標準化機構の発行している品質マネジメントシステムに関する国際規格のことであり製品の規格そのものではありません。
ISO9001規格には、経営管理システムにおける品質の共通の定義が明記されており、これらのプロセスを基礎として、製品の実現がお客様の要求事項を完全に満足するように、組織が必要な目標およびプロセスを設定、管理、運用し継続的に組織を改善するためのシステムです。
ISO9001と同様に国際標準化機構が発行している環境マネジメントシステムに関する国際規格のことです。
ISO14001規格とは、企業が環境に配慮した活動、製品およびサービスの提供を行っていることを第三者認証あるいは自己宣言によって対外的に表明することができる客観的な検証を可能とするシステムです。