トイレ・浴室・洗面台等の水回りの清掃は、衛生的観点、感染防止観点から必要不可欠な場所であります。水回りの清掃が不十分だとセラチア・プチダ・緑膿菌等が発生し、院内感染の起炎菌となります。
●トイレに関しては適性な作業方法と頻度により尿石や水垢を除去し、美観を維持するのか、また、臭いについては、芳香剤で対処するではなく、発生元を作らない予防清掃をどれだけ確実に行うかが重要ポイントとなります。しかし、一番の重要ポイントは不特定多数の方が使用する場所なので高コンタクトポイントの確実な除菌清掃です。 ●浴室に関しては作業頻度に制約があるため、いかに1回/1日の清掃で水垢やカビ等が発生しないような清掃システムで確実な清掃が行えるかがポイントとなります。浴室の汚れには水垢・石鹸カス・皮脂汚れ等、多くの汚れが存在しますが、一般的にはアルカリ洗剤のみで作業工程を組み立てているのが現状のため、水垢や石鹸カス等が除去しきれていないのが現状です。汚れにより適正な洗剤を使用し汚れを蓄積させない事が大切であります。 |